運命の双子
-Διδυμοι-


そして...女神が舞い降りたる地は――
『And then... the place to which the sisters descend is――』NA:Ike Nelson

後の世に楽園と謳われる
詩情溢れるアルカディアの山々
『The scenic mountains of Arcadia,
which later became known to all as Paradeisos.』NA:Ike Nelson

暮れ泥む秋の日の憧憬――
其れは... 未だ世界の悪意を識らぬ幼子の戯れ...
『The spectacle of the autumn twilight,
like a playing child who has yet to discover the world's malice...』NA:Ike Nelson

――そして...









運命の歯車は再び...静かに廻り始める……
『And...
as the Chronos is woven...
the cogwheel gently starts to revolve again...』NA:Ike Nelson

Ah ah...♪


二度と還らざる 淡き少年の日々
空を 翔(かけ)る鳥は何処までも 飛べると信じてた

Ah...
やがて振り返る 淡き少女の日々
水に 映る月を何時(いつ)の日か 取れると信じてた

[生まれた時から/双(ふた)りは何時(いつ)も] 絶えず 一緒だった

Ah...
優しい父と 美しい母と

そんな日々が何時(いつ)までも 続いてゆくと信じてた

運命(ミラ)に抗う者と 運命(かのじょ)を受け入れる者
嗚呼...運命(かみ)を殺める者と 運命(さだめ)に捧げられる者

野山を駈け廻(めぐ)った 流れる雲追いかけて
夕暮れに漂う匂いに 双(ふた)りは家路を競った……

戻れない Didymoi(ディデュモイ)


狡猾な蠍の影...
『The cunning scorpion's shadow...』NA:Ike Nelson

Ah...ah ah ah......♪

「探したぞ、ポリュデウケス…」スコルピオスCV:若本規夫
「スコルピオス殿下!?」ポリュデウケスCV:大塚明夫
「アルカディアの双璧と謳われた勇者がこんな山奥で隠遁生活とは…貴様、何故剣を捨てた?」スコルピオス
「野心家の貴方にお話したところで、…ご理解頂けないでしょうな。」ポリュデウケス
「ただいまお母さん」「ただいまお父さん……あっ」エレフCV:ゆかな、ミーシャCV:栗林みな実
「ほほぅ…。捕らえろ!!」スコルピオス
「敵だ!子供達を連れて逃げなさい!」ポリュデウケス
「エレフ、ミーシャ!こっちよ!」CV:桑島法子
「ラコニア軍は既に掌握した…ポリュデウケス、私の元で働け!」スコルピオス
「断る、と申し上げたら?」ポリュデウケス
「ならば冥府の王にでも仕えるのだな…!」スコルピオス


廻り始めた歯車は誰にも止められない……
『Once it starts, nobody can stop the revolving cogwheel...』NA:Ike Nelson





※「双り」の歌詞表記について
リマスター版の歌詞カードは「双りは何時も」「双りは家路を競った……」と表記していますが(通常版は未確認)
初回限定版の歌詞カードは「二人は何時も」「二人は家路を競った……」と表記してあります。
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